Webike みんなのライディングスクール
WebikeStaff

2月14日に、第6回「みんなのスクール」を開催いたしました。

今回のテーマは「いろいろな道路の走り方のキモ!」、ツーリングスタイルでの講習です。
ビギナー向けの今回は、マスツーリングに参加した経験のない方や自信のない方に、安心感と余裕を持ってバイクやツーリングを楽しんでもらうためのプログラムです。

まずは集合場所でモーニングコーヒーを飲みながら、佐川先生のレクチャータイム。
朝一番はバイクのシートに霜が降りるほどの冷え込みだったので、この一杯に身体が温まります!うまく体力をコントロールすることも、ツーリングや長距離ライディングを楽しむためには大切ですよね。

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バイクで走る環境というのは、刻々と変化するものです。
市街地や渋滞路、高速道路、ワインディングなど様々な道路状況、天候や路面状況などの変化、ライダーはその時々の状況に即座に対応していかなければなりません。
そういう柔軟な対応の基礎となる、フォーム、目線、走行ライン、停車位置、ブレーキングなどについてのキモを、佐川先生がひとつひとつ解説していきます。

特に、今回のレッスンは市街地も通るマスツーリングを想定しているので、安全走行をするために気を付けるポイントについては丁寧にレクチャーしていきます。マスツーリングならではの走行ライン、前後に長い隊列で走行する際に気を付ける点、先頭や最後尾を走る際に気を付ける点、停車中の車両など障害物があった際の回避方法・・・実際によく遭遇する場面にあわせた具体的な対処方法について、皆さんメモなど取りながら熱心に学んでらっしゃいました。

さて、かなり詳細なレクチャーを終え、いよいよ実際に走行しながらのトレーニングです。
まずは、今回の講習生の皆さまに2グループに分かれて頂きました。それぞれのグループの中で先頭を走るリーダーを決め、現在地から次の集合地点までの走行ルートを地図を見ながら相談して決めて頂きます。
その中で、地図の見方、目印となるポイントの確認法などを、皆さんでお互いに確認していきます。今回のように、実際にツーリングを始める前にメンバー同士の顔を見ながらコミュニケーションを取っておくと、走り出してからの意思疎通もスムースになりますよね。

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だいぶ日も上ってきて暖かくなってきたところで、いよいよ出発!
ほんの数十分の距離なのですが、無事にまた全員集合できるのか・・・結論からいうと、なかなか出会えませんでした!
実は、1つ目の集合地点は、地図やナビゲーションで表示される地点名から少しずれていたんです。
なんと地図の表記違いで、ひとつ先の交差点を入ったところが集合地点だったんです!こういう経験も時にありますよね。

途中で給油にガソリンスタンドに立ち寄ったにもかかわらず、後発組はスムースに目的地に到着!ほころびはじめた梅のつぼみを眺めつつ、差し入れに頂いたバレンタインチョコを食べてちょっとブレイク。
そこに、先発組が通りがかったので、手を振ってサインを送るのですが気付かず走り去ってしまいます・・・
ソロツーリングと違い、マスツーリングの場合、仲間のバイクやルートなどに気を取られがちで、周辺視がおろそかになってしまうので、より注意が必要ということを実証しつつ学ぶことになりました。

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待つことしばらく。全員が集合できたところで、佐川先生からのアドバイス。
走行ラインや停止位置、速度コントロールなど、どの場面でどう注意すると、より安全マージンを取れるかをアドバイスしていきます。

そして、次の集合地点までのルートの確認。次の区間にはワインディングがあるので、今度は全員が1グループになって、編隊を組まず移動します。
千葉の市街地からそう遠くないのに、こんなところがあったんだ!と驚くくらいの気持ちいいルートです。
信号も少なく、程よいペースで続くワインディング。アップダウンやブラインドコーナーもあり、ワインディングをスムーズに走るためのレクチャーを行うには最適です。

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30分程走ったところで、ちょっと休憩。先ほどの走行時に佐川先生がチェックした皆さんの走りについて、一人ひとり個別にアドバイスをしていきます。
ライディング中の姿勢や走行ライン、速度コントロールについてなど、ワインディングをスムーズに走るためのコツを丁寧に説明してゆきます。

さて、またここから2グループに分かれて目的地に進みます。
次に目指すポイントは、地図で見ると国道をいけばスムースに着けそうな所にあるのですが、それではトレーニングになりません!

そこで、課題を追加!「目的地までの幹線国道が土砂崩れのため閉鎖されている」という設定でルートを選んでもらいます。こういうことって、実際にも起こり得ますものね。
どのルートでゴールへ向かうのか、グループごとに地図を見ながら皆さんで相談タイム。
先ほど到着の遅れてしまった班は「さっきみたいに負けないぞ。あっちの班とは別のルートを選んで先に到着する!」と意気込んでます。
今回のトレーニングでは、普段とは違って皆さんに主体的にルートを選んで頂くので、佐川先生もどこから目的地に向かうのかはわかっていません。かなり真剣な眼差しで、地図と睨めっこしていました。実は、佐川先生は方向音痴という噂が・・・(苦笑)

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道筋が決まったところで、いざ出発。先ほどとは違う方にリーダーになってもらいレッスンの再開です。
一人で走る時はあまり意識しませんが、走行するフォーメーションやペースなど、後続の仲間に気をつけながら走るのって案外難しいですよね。そうやってメンバー全員が心を配って生まれる一体感も、マスツーリングの魅力の一つですよね。

一緒に走る仲間に気を配っていると、自然と少しゆっくりしたペースになるものです。
だからこそ、目に止まり、飛び込んでくる風景を楽しむ余裕も生まれます。

見渡せば、春の息吹を感じさせる菜の花や紅白の梅、ダム湖の水面に映る光の瞬き、稲穂が揺れる景色が思い浮かぶような棚田、竹林の野焼きをする人々、まっすぐ伸びる単線の線路と踏切・・・「これぞ、長閑な日本の風景!」というような、美しいな光景が広がっています。

地図を片手に心の赴くままにバイクを走らせ、身体中で季節を感じ、それを一緒に走る仲間と共有する。これこそ、マスツーリングの一番の醍醐味ですよね!

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最終目的地に到着し、みんなでランチを取りながら佐川先生と今日のレッスンについて振り返ります。
グループになって一日レッスンを共にしただけのことがあり、お互いに経験したことのある困った場面などを佐川先生に相談しながらバイク談義が盛り上がりました。

また、食後にはツーリング時に必携したいファーストエイドキットについて、佐川先生推奨のライディングウェアについてのレクチャーがありました。
安全に走行するテクニックももちろん大切ですが、いざという時のための装備や安全や快適さを生むウェアリングも重要なポイントです。

ここで今日のレッスンは終了。皆さんで記念撮影をして、千葉方面の方はここで解散。東京方面の方とは、高速のサービスエリアで一緒にコーヒーを飲みながら、さらにバイク談義を楽しませて頂きました。
もちろん、「みんなのスクール」恒例のじゃんけん大会で勝ち残った方には、ささやかですがWebikeよりウィンターグローブをプレゼントさせていただきました。

今回は、いつもより走行距離はずっと短かったのですが、バイクの楽しさや魅力を再発見させてくれる一日でした。

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
次回の「みんなのスクール」も、すでにお会いした皆様や、まだお会いしていない皆様とご一緒し、オートバイライフをもっと楽しむお手伝いができることをスタッフ一同楽しみにしています!

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