【レポート】11/15(土) スポーツライディングを極める③「コーナーアプローチとキッカケ作り」 みんなのライディングスクール

Webike みんなのライディングスクール
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まだまだ残暑厳しい9月、「Webikeみんなのスクール」が川崎大師交通安全祈祷殿で開催されました。

今回のテーマは「リスクマネ ジメントテクニックコース~都市交通に潜む落とし穴を科学する」。

ライディング時に起きる様々なアクシデントについての知識を深め、交通事故や立ちゴケ、ブレーキの握りゴケ、といったアクシデントを未然に防ごう、というのが今回のコンセプトです。

開催場所は、日本の交通安全祈願の総本山である川崎大師交通安全祈祷殿!本日のテーマにもピッタリです。集合後、簡単なストレッチを行った後、まずは交通安全特別ご祈祷を受けます。厳粛な雰囲気の中、愛車と共に交通安全を祈願しました。

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その後、教室 に移動し本日の講義開始。「都市交通に潜む落とし穴」ということで、道路交通のスライドをみながら、どういった点に注意しながら街中 でオートバイを運転するか、といったまじめな講義です。免許センターでの講義は、やはり車の視点からの説明が中心になりますので、バイクに実際に乗っている視点からの講義はとても参考になります。

講義終了後はいよいよ実技のスタート。この日は9月に入ったといえども、まだまだ日差しが厳しく、気温はうなぎ昇り!とても開けたコースなので、風が吹き抜けるのは気持ち良いのですが、やはり暑いものは暑いです。

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フォームチェックを行った後、簡単なウォームアップ走行をしてから、「取り回し、Uターン」の練習に移ります。バイクを倒してしまうことへの恐怖心から、ついつい余計な力の入 りがちなバイクの取り回し。佐川先生の理論的なレクチャーに皆さんから「へぇ~」というため息が漏れます。要は力の入れ方のコツとバランスの問題なのですね。

Uターンの練習は、二人一組になって万が一の転倒に備えながらの練習。両足を着いたままのUターン、片足をつきながらのUターン、実用的なスイッチバック方式でのUターン、ハンドルフルロックでのUターン・・・と次々と練習していきます。

SRで参加された方は、車体のコンパクトさと軽さを存分に活かして見事なフルロックUターン!一方、レーサーレプリカで参加された方達は、ハンドル切れ角の少なさからかなり苦労している模様。

苦労している受講生を尻目に佐川先生「じゃ確認テストとして片側2.5mの5m道路を想定してUターンしてみましょう」とさらり。「コツはハンドルフルロックです」と見本を見せる佐川先生ですが、5mっていうのが予想以上に狭い。いくらなんでも厳しすぎでは??

もちろん無理にハンドルフルロックのUターンを行って、立ちゴケしてしまっては本末転倒です。実際の道路で、いかに安定したUターンを行えるか、という訓練ですから、最後はそれぞれのバイクに適したやり方で全員合格となりました。

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午後はブレーキングの練習。教習所で行う急制動ではなく、リアブレーキのみ、フロントブレーキのみ、リア、フロントの併用とそれぞれの特性 を感じてもらい、ブレーキロック寸前、もしくはロック状態を経験しながら確実に停止できるように練習を重ねます。

今回の会場の路面は本当にきれいでフラットですので、ブレーキングの練習にはうってつけ。不安なくハードブレーキングの練習を重ねることができました。

ブレーキングに続いて、回避制動の練習。急な飛び出しや、障害物の落下など、とっさの判断で障害物を回避するためのトレーニングです。ポイントは逆操舵と身体のアクションを有効に使い、素早くバイクの向きを変えることです。障害物がどの方向に向かうか予想がつかない状況で は、瞬時の判断でバイクを操作し、障害物をよける必要があります。一連の動きを頭で考えてからではなく、身体が自然と反応できるようになるまで、反復練習がもっとも大事なライディングテクニック。こういった機会でなければ、なかなか練習することもありませんよね。

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最後は回避制動を発展させ、コーナリング中の障害物を回避するトレーニングです。ブラインドコーナーの先に車が止まっていたり、または落石や倒木があったり、あるいは凍結していそうな箇所があったり・・・と考えられるシチュエーションは様々。コーナーリング中のパニックブレーキは、あっという間に転倒に結び付く危険な動作。車体を起こしつつ、安全に止まる、または回避するということは、街中、ワインディングロードを問わず、転倒のリスクを避けるために必須のテクニックです。丁寧で確実なブレーキングと、当て舵、引き舵といったアクションを 組み合わせることで、安全に、素早い回避行動がとれるように練習を重ねます。

本日参加された方神奈川県在住のSさんは、免許を取ったばかり、バイクも納車されたばかりでのスクール参加。最初の課題では、発信時にふらついていたり、ぎこちなさがありましたが、レッスンの終わりには別人のようなライディング!課題を一つずつ習得し、反復練習を重ねたことで、ライディングに余裕が生まれたのですね。

そんなSさんにレッスン終了後、今日の感想を伺いました。
「1日の感想は、『楽しくライディングスキルアップできた』です。佐川先生も峯岸さんもユーモア溢れた方なので、楽しく講義を受講できました。
スクールに参加したことによって、公道の運転に余裕が出来たのが一番の収穫です。(Uターンもスムーズに出来るようになりました)」

後半の課題走行では、本当に楽しそうにバイクを操っていたSさん。むやみやたらに走るのではなく、一つ一つのテーマを確実に習得していくことが、上達の近道だと改めて感じた1日でした。

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暑さが和らぎ、バイクに乗るにはピッタリの季節になってきました。次回のWebikeみんなのスクール、皆さんのご参加をお待ちしています。

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