Webike みんなのライディングスクール
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8月最後の日曜日、Webikeみんなのスクール「ワインディングを楽しむための5つのキモ」が開催されました。

まだまだ残暑が厳しい1日でしたが、標高の高い箱根では25度前後の爽やかな気候で、絶好のバイク日和。
TOYO TIRESターンパイク、箱根大観山ビューラウンジ内にある、Webike CAFEで、コーヒーを飲みながら、いつも通り講習のスタートです。

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講習の始めは、ケニー佐川校長が、一人一人に受講生のライディングスタイルや、苦手なポイントなどを聞いていきます。

Webikeみんなのスクールには、性別、年齢、バイクの種類、排気量、バイク歴、テクニック等、実に様々な方に来て頂いています。そのため、こういった事前のヒアリングを行い、共通のテーマについて講習を行いながらも、一人一人に最適な受講内容であるように心がけています。
特に、今回のような公道を利用したツアーセッションでは、事前ヒアリングをより注意深く行っているのです。

ホワイトボードを利用しながら、ワインディングを楽しむための5つのキモをケニー佐川校長が一つずつ、丁寧に説明していきます。
いつもお伝えしているのですが、事前に頭で理解し、それを実践する、というこの流れがとても重要なポイント。
ただやみくもにバイクを走らせても、なかなかライディングスキルは身に着かないのです。

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講義を終え、公道でのレッスンを開始する前に、駐車場を利用してライディングフォームのチェックを行います。
受講生の皆さんの前で模範を示す佐川先生が跨るバイクは、DUCATI のニューモデル「ディアベル」です!
240サイズのリアタイヤにド迫力のボディ、ターンパイクを訪れたライダーや、ドライバーも思わず足を止めて注目しています。ケニー佐川校長も得意満面です(笑)

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箱根のワインディングでのレッスンは、5つのキモのテーマを一つずつしっかりと意識しながら、実際にワインディングを走行します。
佐川先生は各受講生の走りを時には後ろからチェックし、時には受講生の前を走りながら手本を見せつつといった形で、一緒にワインディングを走行しながらレッスンを行っていきます。
一つの課題走行が終わるごとに、受講生一人一人にアドバイスと注意を行い、受講生から質問があれば、その疑問に答えていく・・・説明と解説にしっかりと時間をかけながら、レッスンを進めていきます。

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Webikeみんなのスクール、もうひとつの特徴が「アドオンシステム」。
5つのキモの課題を一つずつ、バラバラに行うのではなく、「ライン取り」の課題走行の次は、「目線」と「ライン取り」、その次は「シート荷重」「目線」と「ライン取り」と教わった課題をひとつひとつ積み重ねて実施していきます。
一つ一つの課題を重ねながら、着実にスキルアップが出来る理由のひとつが、こういったカリキュラムなのです。

とはいえ、5つのキモ、それぞれに5つのポイントがあるので、課題の最後、まとめ走行の時には、なんと25のポイントを意識する必要があります。

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公道のワインディングを安全、かつスムーズに走行するのは、本当に「忙しい」行為なのです。

スクールを解散した後も、熱心な受講生の皆さんは、ライディングに関しての疑問点をケニー佐川校長に質問している姿が印象的でした。

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今回のWebikeみんなのスクールで、一人でも多くの方が、ワインディングでビクビクせずに安心して走れるようになった!と感じてもらえることができれば、と当日のスタッフ一同、心より願っています。

ツアーセッション以外の膝すり講座やサーキットセッションも、まだまだ開催する予定です。
Webikeみんなのスクールで皆様をお待ちしています!

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Categories: 開催レポート
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去る5月14日(土)、箱根でWebiek「みんなのスクール」“ワインディングを楽しむための5つのキモ/基本編”が開催されました。
雨が連日続いていましたが、当日の天気は集合場所の大観山から富士山が眺望できる晴天!まさにライディング日和です。
大観山に向かう途中、多くのバイクを見かけましたが、皆さん気持ち良さそうに走っていらっしゃいました。

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講義は、佐川先生とナビゲーターの峯岸先生によるレクチャーからスタートします。
一日の流れとともに、ワインディングを楽しむための5つのポイントについて説明を受けます。

ワインディングを楽しむための基本テクニックとして、ハングオフではなく、リーンウィズで安全に走るためのイロハを伝授してもらいます。

課題は、「遠近法」「1/3」「R&B」「長め」「アソビ」。これら5つの課題はセクションに分け、1つ1つ習得していきます。
人体の構造や、車両特性などを交えたレクチャーに、受講生の皆さまも目からウロコのご様子でした。

皆さまは、各々積極的にスクールを受けている方やサーキット走行を楽しんでいる方など様々で、我流の走り方もありますが、今回は佐川先生の教えを基本として、忠実に実践できるようトレーニングを行います。

レクチャーが終わった後、外でバイクにまたがり、加減速時の乗車姿勢などのアドバイスを受け、最初の課題「遠近法」を練習しながら移動を開始します。走行中も佐川先生が一人一人チェックして行き、ハンドシグナルによるアドバイスが入ります。

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しばらく走り一同、今回の練習場所である箱根のワインディングロードに到着したら、道沿いの駐車場で先ほどの「遠近法」について振り返ります。

反省点とアドバイスが出たところで、次の課題「1/3」についてのレクチャーに入ります。
サーキットと異なる走りが求められる公道を、安全に走るためのアドバイスです。レクチャーが終わったら、先ほどの「遠近法」と合わせて実践です。

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次の駐車場に到着したら、再び佐川先生によるアドバイスです。さっきよりも課題が増えたことにより、いつもの自分の走りと違った走りを求められるようになるため、みなさん少しギクシャクしてしまうようです。
しかし、何度か繰り返すうちに体が覚えてきてスムーズになってきました!

サスペンションを購入当時から一度も変更していないという受講生さん・・・そんな様子を見た佐川先生が「調整したら走りやすくなる」ということでその場で調整が行われました。その後、「走りやすくなった」という嬉しい声が聞け何よりです!

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午前中から頭も使って走り続けたので、腹の虫が鳴きだした・・・と思ったところでランチタイムです!
練習場所から近くの箱根湖畔でちょっと優雅にお昼時を過ごします。余談ですが、豊富なメニューの中からカレーを選んだ私ですが、運ばれたきたメニューを見てびっくり!カレー率の高いこと!

ランチ中も様々なアドバイスが飛び交っているようで、全員ライダーなこともありバイクの話が絶えません。

お腹を満たしたところで気合を入れなおし、午後の部に突入です。
私のバイクはガソリンを、私の体はカレーを燃焼しながら、一同、練習ポイントに向かいます。

午後は、午前のポイントに加えて「R&B」「長め」「アソビ」の課題を習得できるように練習を行います。

課題内容を頭に入れてしっかり考えながら走らないと、つい普段の走り方が出てしまうので注意が必要ですが、みなさん終了間近ではポイントを押さえて走れているようでした!

私は、最後尾を走っているので、走行中の皆さんの後ろ姿が良く見えたのですが、カーブでシートに加重をする際の体の動きはライダーそのものです!
そんな私も、佐川先生のアドバイスと、頭の中にある格好いいライダーのイメージを融合させながら「それらしく」走っていたつもり・・・でしたが、どうだったでしょう。

トレーニングの最後に、上半身の力を抜いた走りが出来ているかをチェックするため、片手走行の練習を行い、全員がクリアできました!

レッスン終了後も「もっと上手に走りたい」という向上心の高い受講生さん達から、今回習得した5つのポイントについて、多くの質問が佐川先生に寄せられていました。

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私の場合は、買い換えて間もないマイバイクで参加しましたが、排気量に伴い車体も大きくなったので、未だコーナーに対する不安感や、不慣れなマイバイクに対する不信感がありました。

しかし今回、一日みっちり積極的にコーナーを走り、課題をこなすことで、いつの間にかコーナーが楽しい瞬間になっていたことに驚きです。

バイクに乗っているほとんどの時間を公道で過ごす私にとって、ワインディングを楽しめるようになるということは、ツーリングそのものがもっと楽しめるようになったことになります。

「まだ自分のバイクに慣れていないからスクールなんて・・・」とお考えの方は、慣れていないからこそスクールに参加してもらいたく思います。きっと帰り道から今までよりもっと楽しくなるはずです!

またいつか、皆さまとスクールでお会いできることを心待ちにしております!

Categories: 開催レポート
WebikeStaff

8/30に第2回目「みんなのスクール」を開催いたしました。

今回は、ツーリング形式でのスクールなので、参加者の皆さまには箱根の大観山のTOYO TIRES ビューラウンジ内「Webike CAFE」に集合して頂き、周辺のワイディングロードにてトレーニングを行いました。

まずはモーニングコーヒー片手に、トレーニング内容についての座学から始めます。
今回のテーマは、ずばり「ワイディングを楽しむための5つのキモ」。

サーキットなどのクローズドコースではない、現実の「公道」では、何よりも走りに安全マージンを十分に取れることが大切です。テクニックにもマインドにも余裕があればこそ、楽しみながらなおかつスポーティーにバイクを走らせることができます。

対向車がセンターラインをはみだしてくる可能性もある公道で、最も大切なライン取り、バイクの曲がる性能を引き出すライディングフォームについて・・・
ケニー佐川校長が、ホワイトボードを使って、「目線」「ライン取り」「ライディングフォーム」「ブレーキング」「スロットルワーク」という、「ワイディングを楽しむための5つのキモ」についてのノウハウと考え方について講義。
ここで学んだ内容を、これから実際にワインディングロードを走りながら、一つ一つ順番に実践していきます。
参加者の方からは早くも質問が続出!ライディング技術の向上心が旺盛な参加者の熱意に負けず、ケニー佐川校長先生の説明にも熱が入ります。

軽いストレッチも済ませたところで、外に出てみると箱根大観山名物(?)の霧に包まれ、辺り一面真っ白・・・。
ペダルやレバーの安全点検を行い、駐車場からスタートするころには後方のバイクが霞んで見えます。
しかし、峠を上り下りしながら走り進むと、徐々に青空が見えてきました。
そして、次のポイントに停まった時には、澄んだ空に緑の山が映える「これぞ箱根のワインディングロード!!」という光景が広がっていました。

今回のスクールは、ツーリング形式をとっているので、ポイントからポイントへ移動をしながらトレーニングを重ねていきます。
朝の座学を踏まえ、休憩ポイントでこれから取り組む課題についておさらいをし、ワイディングロードを実際に走りながら、課題の実践を行う。次の休憩ポイントでは、受講者の走りをチェックした講師がアドバイス。そして、次の課題について説明をし、またワインディングロードを走る。
これが基本のスタイルです。

ツーリングセッションは、公道でのトレーニングということで、佐川校長先生に加え、立石講師も特別参加しており、スタッフを含めると参加者2~3人につき1人にサポートがつくという万全の体制で臨みました。
参加者の中には、バイクが納車されてまだ間もない方、峠道の走行経験がほとんどない方、免許をとったばかりでライディング経験がまだ浅い方もいらっしゃいましたが、今回も一人も脱落する方なくレッスンを進めることができました。
突然のアクシデントに備え、トランポとサポートカーも準備したのですが、出動することがなくて良かったです。

閑話休題。いくつか課題をこなしたところで、皆さまお待ちかねのランチタイム!
集合が早朝だったこともあり、すっかりお腹ペコペコです。
芦ノ湖の周囲にあるホテルで、小鍋付きの豪華ランチ、さらにご飯はおかわり自由!
実は、運営スタッフの中に食いしん坊がおりまして、毎回、食べ物に関してこだわりがすごいんです(笑)。
今回も、そのスタッフが厳選チョイスの昼食で、ほんとに美味しかったです。
もちろん、ランチ代は講習料金に含まれていますよ。

さて、午後のレッスンはライディングフォームのレクチャーからスタートです。
自分ではできているつもりでも、案外できていない正しいフォーム、その確認法などのノウハウを学びます。

そしてまた、ワイディングロードを走りながらのトレーニングを繰り返します。
少し走っては、講師からアドバイスをすぐに受けられ、課題がうまく実践出来るようになった頃に、次のテクニックのノウハウをレクチャー。疑問があったらその度ごとにすぐ解決、時には先生がお手本を示し、実際にどうすると良く、どうすると悪いのかを目で見て確認・・・こうやって皆さんどんどんステップアップしていきます。

山の天気は移ろいやすく、午後からも晴れ間が見えたかと思ったら、時には霧雨が降ったり、目まぐるしくコンディションが変化します。
でもそれもネガティブにとらえず、いろんな路面状況でのレッスンを重ねていると思えば、実践に役立つ技術が身に付きますよね。
実際、夕方には、参加者全員が「楽しく安全に走る」テクニックをすっかり身につけられたようで、実にスムーズにワインディングロードを走りぬけていきます。
「ワイディングを楽しむための5つのキモ」を習得することで、こわごわ走っていたコーナーも、安全マージンを保ちつつ、スポーティーに駆け抜けられるようになるんです。

美しい景色のワインディングロードを気持ちよく走り、少しバイクを停めては「キレイな景色だね」とお互いに声を掛け合い、楽しさを共有する。
休憩中は、ほとんどが初対面の参加者同士ながらも、バイク談義がつきることはありません。
これこそ、バイクツーリングの醍醐味ですよね。

スクールの終わりでは、参加者の皆さんが本当に充実した顔をしていらっしゃいました。
安全で楽しいバイクライフを送ることは、人生をもっと豊かにすること、と我々スタッフは信じています。

「Webikeみんなのスクール」に参加された、そしてこれから参加される方の人生が、より豊かなものなるよう、我々スタッフ一同願ってやみません。

次回のスクールの詳細が決まり次第、お知らせいたしますので、今回機会を逃してしまった方も、これまでのリピーターの方も、ぜひ楽しみにお待ち下さいね!

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